今のような生活を再現できる方法はあるだろうか

宇宙留学

こんにちは、海島です。

夏休みが近づいてきて、ちょっとそわそわしています。
なぜかというと、夏が明けると来年度の宇宙留学生の募集が始まるから。

来年もロケット町に残る?
戻る?
それとも別のところに留学する?

今の生活には慣れた。
さて、来年はどうしようかと考える時期に入りました。

子どもは残りたい

子どもたちは今の生活がとっても楽しいらしい。
だから、このままロケット町に残りたいんだって。

学校が楽しい

今の生活で一番楽しいのは、学校だとか。
友だちが好きとか勉強が楽しいとか色々言っているけれど、それは前の学校でもそうだったからコレという理由ははっきりしない。
ただ、子どもの話を聞いていて思うのは、学校の中で役割があるというのが何だか良さそう。

こちらでは子どもの数が少ない分、いろんな仕事を任せられています。
一見、大変そうだけれど、たぶんどんな人でも役割があるのは大事なこと。
クラスの一人一役当番みたいに、「自分がいないと」と適度に思えるような、必要とされている感がいいんだろうなあ。
そういう役割を担うことが今の学校の中ではたくさんあって充実しているようです。

先生との距離

前は校長先生や教頭先生と話すことなんてほとんどなかったらしいけれど、今はとても近い存在に。
児童数が少ないのもあって、先生たちも子どもたちもお互いに全員の名前を覚えているし、毎週、校長先生や教頭先生の授業もある。

親としても校長先生や教頭先生は壇上で話す人…という距離感から、今では一緒に缶ビールを持って乾杯するような近さになり、特別だなあと感じます。

先生と子どもたち・親たちとの距離が近いから、子どもは安心して過ごせるのかも。
家のことも全部先生に筒抜けなのは、子どもを介している限り、どこにいても同じですけどね。笑

ペット…?

ロケット町に来て、犬やネコが身近にいるのも嬉しいらしい。
前のところだとペットは飼ていなかったからなあ。
ノラネコもいなかったし。
家の外で犬を飼っているところも無かったような。
…ここでは毎日何かしら家の周りにいます。

子どもにとっては、カタツムリやカエルも可愛いらしい。
前は虫かごで飼っていたこともあったけれど、今は外に行けばいつでも見られるので、虫かごに入れなくても我慢できている様子。

モノに囲まれていない生活

前は友だちの影響でゲームをやりたがったり、スマホを欲しがったりしていたけれど、ロケット町に来てからは全然。
里親留学の子たちもいるので(ゲームやスマホは持ち込めない)、子どもたちなりに話題に気を遣っているのかもしれませんが…

それにしても、ありがちな「みんな持っているから」「みんなやっているのに」という異常な切迫感が無くなったようです。
友だちと比べることが無くなって、子どもがストレスを抱えていない感じがします。

近くにショッピングモールもないので、遊びに出かけるたびに「あれ欲しい」「あれ食べたい」というのも無くなりました。
スーパーに行ってお菓子をねだるくらいかな。

モノに囲まれていない生活って、思っている以上にいいのかも。

私は就労意欲が問題

私はというと、戻って仕事をしたいなあと思うようになってきました。
働きたい。

ここで出来た友人の中でも、宇宙留学で来ている人たちは3月で去るはず。
今は誘われるままに遊んで暮らしているけれど、来年は一緒に遊ぶ人も減っちゃうのかもしれません。
残るか、戻るか。

もし戻ったら、がっつり働けると思う。
エネルギーチャージは出来た。(すぐ切れるかもしれないけれど)

あとはここでの生活の感じを、戻ったときにどれくらい再現できるかが問題です。
子どもの相手にしろ、晩ごはんの内容にしろ、まずは時間があればどうにかなるはずなんだが。
時間がね!

さてどうしましょ

ロケット町で子どもが感じる居心地の良さは、前の地域に戻ったらおそらく再現はできません。
ペットは飼えるかもしれないけれど、学校のあり方は全然違うから。

それでも子どもは順応性できっとまた慣れてくるんだろうな。
授業参観や運動会で、親が場所取りに苦心することも、私自身だってきっとまたやれる。

だから私の決断に懸かっていると言っても過言ではない…笑
さてどうしましょ。
今の生活の感じをどこに住んでいても、働いていても、再現できればいいんだけれど。

Thanks!

そもそも…いつまでに動向を決めればいいんだろう?
何も聞いていないや。
あやうくずっと悩むことになってしまいそうなので、まずは確認しよう。
そうしよう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の更新でお会いしましょう!
ではまた。

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