羽アリ大襲来の夜

日々の暮らし

こんにちは、海島です。

5月の中旬ごろだったでしょうか。
「そろそろ梅雨が近づくから、夜は戸締まりしっかりしないといけないよ〜」
とあちこちで言われるようになりました。
「電灯も消しておいたほうがいいよ〜」
とも。

梅雨前になると、羽アリ(シロアリ)が飛んでくるというのです。
はて?
アリが飛んできてそんなに大変なのかしら。

…まだこの頃はよく分かっていなかったのでした。

夜は真っ暗

家の周り一帯、夜になると街灯もほとんどないため、真っ暗になります。
夜、車を走らせるのは怖いくらい真っ暗。
(歩道に付いている反射板のお陰で道が判別できる感じ)

羽アリは夜になると現れて、明るいところに向かって飛ぶと聞いていました。
外が真っ暗なので、家にこうこうと明かりがついていれば、羽アリが家に向かってくるのは当然でしょう。

カーテンを閉め、光が漏れるところは段ボールで覆って対策をすることにしました。
…これを夜になるたびに数日やっていましたが、羽アリが飛んでくる気配はなく。
「まだ時期じゃなかったのかな?」
と、気を抜いていました。

うっすら雨が降ったあとの夜

昨日は夕方にパラパラと雨が降っていました。
畑に水やりしなくていいのでラッキーと思って家に入り、普段どおりお風呂、晩ごはん。

雨もあがって、夜8時半頃だったでしょうか。
トイレの窓(網戸)に白っぽいアリが2,3匹いるのを見つけました。

もしかしてこれって…
リビングに戻って「羽アリっぽいのがいたかも」と子どもたちに話していたら、『あそこになんかいる!!』と上の子。
壁の上のほうを虫が歩いている…

ここから大混乱の1時間でした。

あちこちに羽アリ

『あっちにもいる!』
『ここにもいる!』
子どもたち、見つけては大絶叫。

これは…まずい感じがする。

殺虫剤をシュッとしてみましたが、窓は開けられないし、これから寝るのであんまり多用したくない。
地道にティッシュで捕まえていくことにしました。
アリだと思えばイケる。

下の子は半分パニック状態。
『もう今日は寝れない!』
『もう種子島に住みたくない!』
って…この前はずっと種子島にいた〜い! なんて言ってたのに、一夜にして逆転。

上の子は寝ようとして寝室の電気を点けてきたところだったので、ほぼ全部の部屋が電気の点いている状態に。
どの部屋にもアリが出没しており、壁の上のほうをぞろぞろ歩いていて、しかもなぜか2匹ずつ縦に並んで歩いているシロアリ。
仲良しか。
そういう習性があるとは知りませんでした。

一番ひどかったのが寝室で、天井を歩くアベックアリたちはシーリングライトに向かってずんずん進んでいきます。
天井にアリがいる状態では寝られない…
マットレスを畳んで登り、天井を歩くアリたちを捕まえていきました。
捕まえそこねると下に落ちてくるので(顔にね)、私も控えめに叫びながら退治しました。

本当はアリを見るのも捕まえるのもいやなんですが、子どもたちの手前、感情を極力「無」にしていました。
私が淡々とアリを捕まえていくのを見て、上の子も次々とアリを捕まえ始め、下の子もティッシュ2〜3枚使って1匹くらいなら取れるようになりました。

最後に寝室から布団や毛布など全部出して、床と壁と天井を拭き上げ、
「全部いなくなったよ!」
と言うと、ようやく子どもたちも安心して寝る準備に。

とんでもない夜だった…

退治する方法

翌日、かなり早めの朝。
子どもたちが寝ている間にトイレのアリ退治をすることにしました。
おそらく朝になったら、「アリがいるからトイレに行けない」と起こされるに違いないので、前もって片付けです。

見に行ってみると、アリはほとんど動かなくなっており、ざっと集めただけでも数十匹はいました。
こんなの見つけちゃったら騒いでいたに違いない。
早めに片付けておいて良かった。

案の定、朝になって「アリが…」と言うのを『大丈夫、全部片付けた』と返すやり取りがありました。

登校時もみんなでアリの話題で持ちきりでした。
「昨日すごかったよね!」

どの家もアリが入り込んで、格闘していたようです。
みんなどうしていたのか聞いてみると、
・掃除機で吸った
・コロコロで退治した
・部屋を暗くして過ごした
などなど。

地道にティッシュで捕まえていたけれど、掃除機やコロコロを使ったほうが早そう。
次からそうしよう。

まだ終わらない

この羽アリ、まだ突撃してくる日が来るそうです。
梅雨の間に2回目が来るかもって。

でもあまりに昨夜のアリ退治が大変だったので、今夜も早めに部屋を暗くしようと思っています。
2日続けて来ることはないのかな…

Thanks!

これまで、思っていたほど虫にはそれほど困っていませんでした。
昨夜の羽アリ大襲来で、ここが離島であることを心から実感しました…

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の更新でお会いしましょう!
ではまた。

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