こんにちは、海島です。
前回は宇宙留学の一年を振り返って、子どもの変化について考えてみました。
環境も文化も丸ごと変わって、はじめは違和感もありつつ、徐々に慣れていき、今では島での生活にどっぷり浸かっている感じがします。
宇宙留学が残り少なってきているからか、いろんなことがいい経験だったなあと感じます。
こどもの一年の変化
前編では、子どもの一年の変化10選のうち、5つを書きました。
今回は残り5つ。
絞り出してみましょう。
6 宇宙センターについて詳しくなった
「5」に引き続き、宇宙センターについても詳しくなりました。
宇宙センターには宇宙科学技術館があって、宇宙のことやロケット、衛星のことなど、さまざまな展示があります。
ド素人の大人でも結構面白い。
施設見学のバスツアーもあって、1日に2〜3回、バスに乗って発射場やガレージの中を見ることもできます。
宇宙留学の子どもたちは見学ツアーがあって、そのときにあちこち見せてもらったそうです。
他にも何かの機会のおかげで(覚えてない・・・)、子どもたちは見学することが何回かあったようで、宇宙センターの施設についても詳しくなりました。
7 丁寧に字や線を書くようになった
宇宙留学の小学生は、ほとんどが複式学級になります。
子どもの人数が少ないからなのか、この地域の指導方法なのか、子どもの書く字が丁寧になりました。
字形を意識するようになった、という感じです。
線を引くときは、定規を使って書くようになりました。
以前は、算数で筆算をするときはフリーハンド。
ノートやプリントが丁寧に書かれている感じがします。
もちろん毎回毎回きれいな字ではありませんが、丁寧さに気をつけることが増えたなあと思います。
8 文章が書けるようになった
毎日の宿題で、日記があります。
前の学校では日記の宿題が無かったので、家で作文を書くときは夏休みの宿題のときくらいでした。
文章を書かせるってこんなに大変なのか・・・と苦労する部分。
それが、宿題で日記を書くようになったからなのか、授業全般で文章を書くことが多いからなのか、作文の書き方みたいなものを会得してきたようです。
もちろん一人で上手に書くことは難しいですが、以前と比べたら格段に文章を書くことに抵抗はなくなったようです。
9 敬語で話せるようになった
初めの頃、学校に行くと、子どもたちの返事や挨拶がはきはきしていて驚きました。
そして大人に対して、敬語というか丁寧な言葉で話すことにもびっくり。
これまで、大人にも友達にも同じように話してきたうちの子たちは、引っ越してきてしばらく苦戦していました。
数ヶ月して、大人に話しかけられたら、です、ます、で受け答えがスムーズにできるようになりました。
学校でいろんなことを教えてもらっています。
10 知っている大人が増えた
これまで子どもの世界は、学校の友達、先生、学童の先生、習い事の先生、近所の人、親戚、くらいだったのかな。
そこから、一気に関わりのある人が増えました。
そして、関わりが深い。
地域の行事や集まりがちょこちょこあるので、知っている大人が増えました。
どこに住んでいるのか、名前も分からないけど、同じ地区のおじちゃん、おばちゃん。
農作業をしていたり、軽トラで通り過ぎたりして、挨拶したらあのおじちゃんだった〜ということが、よくあります。
(こちらは分かっていなくても、地元の人は私たちがどこの誰かよく知っていることも多い)
島なので、どこへ行っても誰かしらにバッタリ会うことが多い。
子どもにとっては、知り合いに囲まれている感じで、人間味のある生活になっていると思います。
Thanks!
絞り出して10個、出してみました。
まだ出そう。笑
子どものうちの島生活、結構イイかもしれません。
自然豊かな環境、温かい人間関係、そういうことを味わえる1年間だと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の更新でお会いしましょう!
ではまた。
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