こんにちは、海島です。
宇宙留学2:島へ行く!(留学決定から荷造り編) の続編です。
最近、ブログにリンクを↑貼ったり、画像を挿入することも覚えました。笑
今回は引っ越しの道中、フェリーでの小話です。いろいろあったんですよ。
いざ、島へ!
荷物はほとんど宅急便で送っていたため、かなり身軽になっていました。
あとは車を運ぶだけ。
車を運ぶにはフェリーでないといけないので、私は先にフェリーで島へ行くことに。
そして、子どもたちはあとから飛行機で向かってもらうことにしました。
初フェリー
屋久島行きの高速船には乗ったことがあるんですが、フェリーは初めて。
初めてのフェリー。
久しぶりの車の運転。
そして、まさかの発熱…37.8℃。
1、2日前から体調が悪かったんですが、島に行く前日夜に熱が上がり始めました。
この時期(3〜4月)、移動する人が多く行き交うため、フェリーはしばらく満席とのこと。
もし延期したら、子どもたちの始業式に間に合わないかもしれない。
でもこのまま島に行っても、病院にすぐ行けないかも…という状況で、親が一緒に島に付いて来ることになりました。
車でフェリーに乗り込む

親が運転してくれることになったので、私は写真を撮ることに専念しました。
鹿児島の港近くにはフェリーに乗り込むトラックが何台も待機していて、いろんな物が船で島に運ばれているんだなーと改めて実感。
時間が経つと、乗用車もたくさん並び始めました。
よくよく周りの車を見ると、みんな後部座席やトランク部分にいっぱい荷物を詰め込んでありました。おそらくバックミラーで後ろが見えないだろうな。
なるほど。
次にフェリーで引っ越す機会があれば、私も荷物をめいっぱい詰め込もう。また一つ学びました。
そのうち係員が手招きして、フェリーに乗り込み始めました。
1台ずつ順番に。
中に入ると、笛でピーピーと合図を出され、順番に指定の枠内に駐車していきます。

暗くてよく見えず、慌ただしい雰囲気に運転もうまくいかない様子に、
「もうちょっと右に切るんじゃない?」
…余計なことを言ってしまい、やや重く感じる空気。
運転しない人はこういうとき、アドバイスするようなことを言ってはいけないんですよ。
言葉のチョイスを間違えたと思い、「ダイジョブだよ〜」なんて言ってみましたが、全然大丈夫ではありませんでした。
ついに係員の方が窓の外から手を伸ばしてハンドルを右へ、左へ。
すごい。ハンドルとアクセルの連携プレー。
無事に駐車できてホッとしたのは言うまでもありません。
島へ行く人たち
車を降りて階段を登っていくと、休憩室がありました。
寝転がれる場所もあります。

満席と聞いていた割に、乗客はそれほど多くはありませんでした。もしかしたら車両の予約が満席、という意味だったのかもしれません。
私はテレビのあるベンチ席へ。
屋上まで登っていくと、港から桜島が見えました。風が強い。
天気が悪かったので、桜島はほとんど雲で隠れていました。

異動の人でしょうか、足下には見送る人たちが集まっているのが見えました。
あちらにも、こちらにも。
横断幕を広げて、「種子島でもがんばれよー」とみんな手を振っていました。
いよいよ出航。
思っていたよりフェリーが速くて、ずんずん進みます。
大声でエールを送りながら手を振る人たち、そして見送られる人たちもずっと手を振っていました。
島に行くって、別れなんだなあと思いながら、私はベンチの部屋に戻りました。
3時間半の旅
フェリーは南埠頭を出ると、錦江湾の中を南へと進みます。
桜島も通り越して、「佐多岬」という鹿児島の最南端を過ぎると、外海です。
湾の中と外海は、波の様子が全く違いました。
船酔いなんて楽勝じゃん、と思うのは錦江湾の中だけ。
外海に出るとすっごく揺れるー!
遊園地のバイキングに乗っているような感覚になってきました。
2、3時間続くバイキング…(恐)
酔い止め薬の効果のおかげで、その後の記憶はおぼろげです。
ぼんやり目を開けて外を見て、「結構揺れてるなー」と確認したらまた寝て。
時々、船酔いで苦しむ人たちの様子が分かりましたが、眠気が勝りました。
酔い止め薬よ、グッジョブ。
目が覚めたときは3時間半経っていて、種子島に到着するアナウンスが流れていました。
再び車へ。
フェリーから降りるのは無事でした。
Thanks!
西之表港では、熱烈な大歓迎がありました。
ロケット町から1時間以上もかけてお出迎えに来てくれていたのです。
これには感激。
これからの楽しみな気持ちと、軽〜い不安を抱えつつ、島での生活がスタートしました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の更新でお会いしましょう!
ではまた。
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